結婚相談所に登録すると、最初に自分のプロフィールを作成することが必須になります。
結婚相談所ではプロフィールの書き方がとても大事で自己PRの書き方次第で、あなたの婚活が成功するかどうかが決まってしまうといっても過言ではありません。
この記事では、結婚相談所のプロフィールがどれほど重要なものなのか、また、会いたいと思わせるプロフィールの書き方や好感度が上がるプロフィール作成のコツについてご紹介します。
結婚相談所のプロフィールって重要?
結婚相談所で活動をする上でプロフィールを充実させることは本当に重要なことなのでしょうか?
実はPR文にはかなり大切な役割があります。
例えば普段の生活の中で異性と知り合った場合、第一印象では特にピンときていなかった相手だったとしても同じコミュニティで生活をして時間を長く共有することで、自然にお互いを意識し始めてお付き合いがスタートするというケースも少なくありません。
ですが、結婚相談所では「結婚相手と出会いたい」という目的を持って活動されている方たちが集まっていて、活動にメリハリをつけるために「どんな方と、いつまでに結婚したい」という明確な目標を設定している方がほとんどです。
プロフィールにはお相手への希望も記載されていて、それを見た上でお見合いのお申込みができるので、お相手の希望と自分の希望が合致している方と会いやすい環境であるといえます。
つまり、結婚相談所ではプロフィールが最初のマッチングに繋がるので、プロフィールが充実していないと、実際に会ってみてもお互いに「思っていた方と全然違う」ということになってしまうのです。最初のマッチングがなかなか上手くいかないと、交際に進めることもできないので活動が進みづらくなってしまいます。
ここで、お相手を選ぶ際の最初の判断基準として、性格や人柄よりも、顔写真などの方が重要と考える方もいるかもしれません。
確かに、顔写真の雰囲気などはお相手を選ぶ際に気にしている方もいます。特に男性では、女性のプロフィールよりも顔写真を見て「会ってみたい」と思う方も少なくないでしょう。
しかし顔写真だけでお見合いのお申込みをしている方は、お相手の希望と自分が合致していないがためにOKのお返事をもらえずなかなかお見合いを組めなかったり、お見合いが組めたとしても実際に会って話してみると趣味も合わないし話がはずまなかったということになってしまうようです。
結婚相談所には沢山の方が登録しているので、一人ひとりとお話をして相性を確かめていくことは残念ながらできません。最初のマッチングでより相性の良い人と巡り合う可能性を高めるために、プロフィールの内容を充実させることがとても重要なのです。
結婚相談所のプロフィールの記入事項
結婚相談所のプロフィールには、どのようなことを書く必要があるのでしょうか?
結婚相談所によってプロフィールの書き方にも多少違いはありますが、主な内容をご紹介します。
ほとんどの結婚相談所で書かれているものが、基本情報と呼ばれている内容です。
基本情報には、以下のようなものがあります。
- 名前
- 生年月日
- 身長
- 体重
- 血液型
- 学歴
- 職業
- 年収
- 住んでいる場所
これらの内容は、結婚相談所で入力されている場合が多いです。
また、自己PRを書いていく上では上手に書くためのコツがあります。
結婚相談所の自己PRのコツ
自己PRを書く際のコツについてご紹介します。
プロフィールに書く内容は結婚相談所や会員によって様々ですが、まずは「自分がお相手にどう思われるか」を考えてプロフィールを書くことが大切です。
相手が読みやすく好印象を持ってもらえる自己PR文を書くことで、より相手の印象に残すことができ、お見合い成立の可能性が高まります。
自己PRを書く際におすすめの項目は以下の6つの項目です。
「はじめ」と「おわり」の挨拶
プロフィールは挨拶で始めるようにしましょう。作成したプロフィールを見るのは直接会ったことがない方々です。読んでいただいた方に感謝の言葉を記載することで、よりお相手から好印象を持ってもらうことができます。
また、必ず丁寧な言葉遣いで書くようにしましょう。友達と話すような言葉だと、第一印象がよくないという感じる方も少なくありません。
まずは、丁寧な言葉遣いでプロフィールの「はじめ」と「おわり」に挨拶をするようにしましょう。
良い例
- はじめまして。プロフィールをご覧頂きありがとうございます。
- お会いできるのを楽しみにしております。よろしくお願いいたします。
悪い例
- 婚活を始めたばかりでよくわかりません。
- 早くお見合いしたいです。
職業
職業は企業名や勤務地まで記載する必要はありませんが、お相手がより自分のことをイメージしやすくするために、職種や業界等を記載することがおすすめです。
女性の場合は看護師や事務職、客室乗務員、教師など。男性の場合はエンジニア、コンサルタント、建設関係、公務員など、職種を意識して記載するようにしましょう。
良い例
- 小さいことからクリエイティブな事が好きで、デザイナーの仕事をしています。
- 仕事は介護業界に勤めており、お客様の声に喜びとやりがいを感じています。
悪い例
- デザイナー初心者。大学で専攻していた分野だったため就職しました。
- 特にやりたい事はなかったので、介護業界で働いてます。
- テキスト
休日の過ごし方
休日の過ごし方は、プロフィールの中でも非常に重要です。その人のライフスタイルや人生観などを確認することができ、お見合いなどで共通点を見つけることができる項目でもあります。そのため、多くの方が意識する項目なのです。
ポイントは「休日に誰と、どこで、何をしているのか」を具体的に書くことが大切です。同じような過ごし方をしている方でも、書き方や内容でお相手がいだく印象は変わってきます。
良い例
- 休日は自宅で愛犬と一緒に遊んだり、友人と野球観戦に行ったりしています。
- 天気がいい日は、友達と釣りに出かけたり登山をしたりしてリフレッシュをしています。
悪い例
- 休日は自宅に一人でダラダラと寝ています。
- 特に趣味がなく休日は何もしてません。
趣味
趣味は最も自分をアピールでき、お相手との共通点を見つけやすい項目です。男女ともに共通の趣味でお相手を探している方は多いようで、共通の趣味であると、お見合いの会話も盛り上がる可能性が非常に高まります。
また、記載する趣味は1つではなく複数記載するとお互いの共通点を見つけられやすくなります。趣味は旅行や音楽ライブ、ゲーム、カフェ巡りなど、自分が好きな事を2~3個記載するようにしましょう。
良い例
- 体を動かすことが好きで、スイミングをするのが趣味です。また、スポーツ観戦も好きで、いろんなチームの試合を見にいきます。
- グルメ巡りが好きで、毎日料理をしたり、友達とランチを食べにいったりしています。
悪い例
- 特に興味のあるものがないので、趣味が全くありません。
- 趣味は現在探しているので教えて下さい。
性格
自分の性格を記載することで、お相手がより自分をイメージしやすくなります。
長所を書くことが難しいと感じ、少し控えめになってしまう方もいるかもしれません。しかし、長所は自分のアピールポイントになるため、書くようにしましょう。また、自分の主観的な長所ではなく、友人や上司などの他人からいただいたお褒めの言葉を長所として記載するくらいにするのが良いでしょう。
自分の長所は、あまり長くなりすぎずに記載するのがポイントです。
良い例
- 友人から穏やかな性格と言われることが多いです。そのため、一緒にいると安心できて、話しやすいと言われたりします。
悪い例
- 協調性があると思うので、会社でもリーダーシップを発揮して、信頼をされている存在になれています。
結婚観
プロフィールでは、必ず結婚観についても触れるようにしましょう。相手に対する理想を書くだけではなく、結婚後の生活イメージや関係性などを伝えることが大切です。
しかし、あまり多くの希望を書いてしまうと逆効果になってしまいます。そのため、文章はあまり長くなりすぎないようにし、自分の結婚に対する想いを伝えるようにしましょう。
良い例
- お互いを支え合い、いつでも明るい家庭を築いていきたいと思っています。
- 仕事で忙しくても、二人の時間を大切にできるような関係を築いていきたいです。
悪い例
- 早く子供が欲しい方希望です。
- 家事や料理ができるような方がいいです。
このような項目でプロフィールを作成することで、相手に嫌な印象を与えることなく、自分のアピールポイントを伝えることができます。
しかし、自分をお相手に伝えるために自分を高く評価しすぎたり、お相手の希望条件や自慢話を記載するだけのプロフィールになってしまうと、お相手に不快な気分にさせてしまい、出会いの機会を逃してしまうかもしれません。
まずは、相手にどう思われるのかを意識して、好印象を持ってもらえるようなプロフィールを書くことがポイントです。
【男女別】結婚相談所のプロフィール例文
では男女別に結婚相談所のプロフィールにおすすめの例文をご紹介します。
男性のプロフィール例文
【はじめ】
プロフィールをご覧いただき、ありがとうございます
【入会の理由】
周りで結婚する友人が増え、その幸せそうな生活を聞くにつれ、自分も家庭を築きたいと思うようになり入会しました。
【性格・人柄】
温厚で人の話を聞くことが好きで、物事を柔軟に考える方だと思います。古くからの友人には「穏やかで聞き上手」と言われることが多いです。
【仕事】
学生の頃から勉強した知識や自分のアイデアを活かしたいと思うようになり、今はデザイン関係のお仕事に携わっています。お仕事にやりがいを持っており、いろいろな商品を取り扱うことで知識も増え、とても達成感を感じています。
これからも自分の能力を活かしつつ、より多くの人の役に立つ仕事をしていきたいです。
【休日】
アクティブな面もありますが、録画していた番組を見ながら、まったり過ごすこともあります。
【共有したいこと】
自然の四季折々の景色を見て、のんびり風情を感じるのも好きなので、いつか一緒に行けたら嬉しく思います。
【将来の家庭像】
お互いを尊重し支え合うことによって、幸せになれるような温かい家庭を築くのが理想です。夕食時は家族で食卓を囲んで、その日あった他愛のない会話をして笑顔で過ごしたいです。
【家事について】
一人暮らしの経験もあり、掃除・洗濯などの家事も一通りできますので、結婚生活では協力し合えると思います。
【どんな存在でありたいか】
仕事はもちろんですが、プライベートや家庭をより大切にしたいと考えています。
【おわり】
お会いできましたら一緒に楽しい時間を過ごしたいです。よろしくお願いいたします。
女性のプロフィール例文
【はじめ】
お忙しい中プロフィールをご覧いただき、ありがとうございます
【入会の理由】
家族と暮らす友人たちの幸せそうな姿を見て「私も将来を共にするパートナーと出会いたい」と思い、入会しました。
【性格・人柄】
友人からは、「おおらか」、「優しい」と言われることが多いです。のどかなところで育ったこともあり、私自身はマイペースなところもあるかなと思っています。
【仕事】
建築資材関係を扱っている会社で営業事務をしています。職場の上司や先輩にも恵まれ、コミュニケーションの取りやすい職場環境で、安心して働くことができています。お客様対応、事務処理など業務一つ一つが熟練されていくことに達成感や喜びを感じます。できればこれからも仕事を続けていきたいと思っています。
【休日】
好奇心旺盛で、習い事や興味のある物の体験によく行っています。食べ歩きも好きなので、ご一緒してくださる方がいらしたら嬉しいです!
【共有したいこと】
何にでも興味を持てるタイプなので、パートナーとなる方の趣味も一緒に体験しながら、思い出を増やしていけたら嬉しく思います。また、猫を飼っているので、猫が好きな方だと嬉しいです
【将来の家庭像】
理想の関係はお互いをサポートし合い、考えを尊重し合える夫婦です。両親が共通の趣味で楽しく会話するところを見て育ったので、同じようにお互いの趣味や価値観を共有できる温かい家庭を望んでいます。
【家事について】
共働きを希望しているので、お互い強力しあって家事をしていけたらと思っています。
【どんな存在でありたいか】
しっかり会話ができる関係を意識したいと思っています。
【おわり】
最後までお読みいただき、ありがとうございます。少しでも興味を持っていただけたら幸いです。
魅力的なプロフィールを書くポイントと注意点
結婚相談所の例文を踏まえた上で、魅力的なプロフィールを書くポイントと注意点を解説します。
例文をそのまま使用せずアレンジする
例文をそのまま使用してしまうと、相手に気持ちが伝わりにくくなります。
ただ上手に書いた定型文のような文章よりも、心を込めて書いた文章は必ず相手に響きます。
入会時に例文として渡された定型文をそのまま使う人をちらほら見かけますが、時間がかかってもいいので自分で考えた文章の方が確実に好印象です。
ただし、誤字や雑な言葉遣い、やたらとカタカナを使用した文章などは避けた方が無難です。上手な例文を活用して、自分なりに面白くアレンジしてみると良いでしょう。
将来性のあるポジティブな内容にする
自己PRではなるべくネガティブな表現は使わず、ポジティブな印象を与えることを意識して書くようにしましょう。
あなたの魅力が伝わる自己PRメッセージを書くことができれば、理想の相手ともマッチングしやすくなります。
同じ理由で、自虐ネタも避けた方が無難です。
魅力的な自己PRメッセージを書くには、まずは自己分析が大切。
じっくりと自分と向き合って、魅力ポイントを見つけてみてください。
自慢や過度なアピールはしない
自慢話をされると誰もが良い気分にはなりませんよね?
履歴書と結婚相談所のプロフィールは別のものです。
有名大学卒であることをほのめかしたり、資産のこと、家柄のことなど、さりげなく嫌味なく書ける人は極わずかです。
結婚相談所のプロフィール欄にはこういった内容を記入する欄が別にありますので、自己紹介文にはできる限り書かないようにしてください。
理想の希望条件を書き過ぎない
自己紹介文の中に希望条件を書く人もいます。絶対に書いてはいけないということはありませんが、書き込む希望条件によっては、あなたのプロフィールを見る人に不快感を与えてしまいますので注意してください。
特に、年齢や容姿、年収や学歴に関することは条件指定しない方がよいでしょう。
誰だって、相手のプロフィールにこれらの条件がずらっと書かれていたら、申し込もうという気持ちは起きませんよね。
どうしても譲れない部分はあるかもしれませんが、こういった内容を書けば書くほど、申し込まれる数も減っていくので注意が必要です。
嘘やマイナスの内容は書かない
プロフィールは、嘘をつかず正直に書くことが大切です。よく見られようと無理して事実と異なることを書いてしまうと、実際に会ったときに「イメージと違う」と思われ、交際をお断りされる可能性が高まります。
無理な背伸びはやめて、誠実に心を込めて書きましょう。心を込めて書かれたものかどうかは、読んでいると不思議と文章から伝わります。等身大の自分を上手くアピールしてくださいね。
書き方が分からない場合は、アドバイザーの知恵を借りましょう。どの部分で悩んでいるか打ち明ければ、的確なアドバイスをくれるはずです。
また、自己PRの書くことが思いつかないからといって、お相手が反応に困るような自虐の話や、マイナスな要素をプロフィールに書くのはやめましょう。軽い自虐ならネタ程度で済ませてもらえますが、あまりにも笑えない自虐は逆に引かれてしまいます。
ほかにも「早く両親に楽をさせてあげたい」など、人によっては重いと感じてしまう内容もNG。感じの良い、ライトでさわやかな文章を心がけましょう。
結婚相談所のプロフィールは写真が重要
結婚相談所のプロフィールは写真がとにかく重要です。
プロフィール画像に自撮り写真やスナップ写真を使っていませんか?
入会時に結婚相談所のスタッフから案内があるはずですが、プロフィールに使用する画像はプロが撮影したものを用意しましょう。
選ばれる写真の撮り方のコツについては、以下の記事を参考にしてみてください。
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まとめ
この記事では、結婚相談所のプロフィールについて徹底解説しました。
結婚相談所ではプロフィールはとても重要になってきますので、ここまで紹介した自己PR文の例文を参考にして頂けると嬉しいです。
相手に自分の魅力が最大限に伝わるプロフィールを作成して、婚活を成功させましょう。
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